恐怖のインター日記


もし手に入れた缶詰の缶切りが無かったら,あなたならどうします?

 本校のクライアントマシンはMacである。ところが,インストールされているMosaicソフトであるMacWebではShiftJISのページしか読めない。
 そこで一発奮起して,NiftyのオンラインショッピングでInfoMosaicを購入した。MacでDOSのフロッピーが読めることは知っていたので,ダウンロードしたファイルをフロッピーに入れた。

 ・・・・ここまではよかった。翌日。Macにフロッピーを入れる。「ふむふむ確かに読める」。だが,実行できない。マニュアルによれば,自己解凍ファイルなので自動的に実行できるはずなのに,SimpleTextというエディタが動いてしまった。
 悩むこと2時間。とうとうその日はあきらめた。このままでは5千円はドブに捨てたのと同じである。そこで,そこで私が取った方法は,以下のどれであろうか。

 1.Macを持っている教員に泣きついた
 2.Macを持っている生徒に泣きついた
 3.Niftyのオンラインショッピングに泣きついた
 4.家で家族にあたりちらした

 ・・・実はすべてやった。教員からはいくつかの方法が示され,生徒は親切にも家へ持って帰ってMacフロッピーに変換してきてくれた。オンラインショップは,丁寧にフロッピーを送付してきてくれた。世の中なんて良い人ばかりなんだろう。
 私は4の家族への罵声の代償としてディナー代がふところに響いただけで,無事Mosaicのインストールは完了した。
 ディナー代がソフト代の3倍の値段であったことなど,いまとなってはよい思い出である(負け惜しみ)。


                               YAMABUKI 6/27 1995