恐怖のインター日記その2
接続に関する苦労の報告(もしくは担当者の散財の記録)
前提となる大変
わが校のパソコン室のネットワークは,NetWareを利用している。導入時期が古かったことから,ローカルのパソコンのハードディスクは100MBしかない。
ここに,Windows3.1とExcelとWordとAccessと一太郎と花子と桐と・・・・が入りきれるわけがない。
そこでウルトラ技。Windowsをネットワークインストールした。
こうすると,Windowsが占有するローカルのハードディスク容量はわずか1MB。
しかし,NetWareに接続していないとWindowsが使えないパソコンとなってしまった。
物理的な大変と解決
さて,このNetWare。なぜか,10BASE−2で構築している(私の趣味ではない)。
そのため,今回の100校プロジェクトのルータからは直接接続できない。
パソコン室の隣には,10BASE−2とTのハブがある。
よし,ということで,秋葉原で20mのネットワークケーブルを購入してきて,床をひっぺがしてつないでしまった。とりあえず物理的接続は終了。
論理的な大変
そこで,はたと気が付いた。ソフトが無いのである。TCP/IPスタックも無ければ何もない。
しかたがないので,私の机付近にころがっていた「謎のOSベータ版(仮称)」を準備室のパソコンに投入してみた(準備室のパソコンを私物化する第一歩である)。
なにしろこのOSには,マニュアルがない。まわりに利用者がいない。しかし,たいへんな苦労の末,なんとかインターネットへの接続は完成した。
だが,なぜかDNS機能が働かない。というより設定できない。さんざん悩んだあげく開発メーカーに尋ねると,「現在できない」との返事。どうしてくれるのさ。
しかたが無いので,NEC純正のTCP/IPを秋葉原某ショップから破格値で購入してきた。
二兎を追う者は
パソコン室のWindowsは,NetWareに接続しないといけない。しかし,用意したTCP/IPはNetWareのドライバと相性が悪いみたいで,どちらか一方だけを組み込まないと動作しないのである。
私はWindowsでMOSAICを動かしたいので,これでは役に立たないのである。Windowsにはカメレオンがよいと聞いているが,なんといっても7万円は高い。
そこで,Windowsエキスポへと旅立ち,エキスポ特別価格のカメレオンを購入する。まだ,届いていないので,結果はわからない。
YAMABUKI 7/13 1995