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2005年02月17日
海と空をこえて
Nifty全盛の頃は小学生で加入できなかった。こどもの城のパソコン教室ではじめて電子メールを送った時の事は覚えている。相手は隣に座っているクラスメイトだったっけ(笑
ニフティ、パソコン通信サービスを終了 - CNET Japan
いずれにしても、「パソコン通信」という一つの時代が終わったのでしょうか・・・。
私は「パソコン通信」という単語が口に出るたびに思い出す一つのテレビドラマがあります。それはたしか平成元年に放映された「海と空をこえて」というドラマです。
あらすじはたしか・・・。
夏休みに沖縄の無人島へキャンプに行ったら、参加者達がボツリヌス菌で食中毒になってしまう。しかも島外との連絡用の電話の受話器が壊れていて使えない。唯一ボツリヌス菌に感染していた漬け物を食べていなかったのは後藤久美子演じるサブリーダの高校生だけ。なんとか島外と連絡を取ろうと考えた末、自分が趣味にしているラップトップパソコンを持ってきていた事を思い出す。さっそくモデムを電話回線に接続し親のいる東京の家の番号をダイアルする。しかし当時のラップトップパソコンとモデムには、今のPCのように音声通話用のマイクやピックアップなどなく回線はつながるものの声通話ができない。やむを得ず自分が出入りしていた草の根BBSに接続して偶然開いていたチャットルームに入って窮状を訴える。しかし当初は全く信じてもらえずにいたが偶然チャットルームの会話をみていた加藤茶演じる小学校教師が自分の教え子がその沖縄のキャンプに参加している事を思い出す。チャットルームの参加者の裏付けを得てようやく真実だと判ったことで無事に食中毒の患者達は琉球大学の病院へ搬送される。しかし今度は彼らが感染しているボツリヌス菌がD型という特殊な型で国内には血清が無い事が判明してしまう。この事を知った草の根BBSのメンバは海外のBBSに接続しボツリヌス菌のD型血清を提供してくれる機関が無いか呼びかける。その結果フランスのパストゥール研究所に血清がある事を突き止める。血清を入手したフランス人の青年は、もっとも早い航空機でこの血清を日本に送付するために観光地をうろついていた日本人観光客に事情を話し、旅行の日程を繰り上げて日本へ帰ってもらえるよう説得して、血清を運んでもらい無事みんな助かる。
というお話しでした。
いやぁ〜、簡単なあらすじを書くつもりが思い入れがあるもんで2000バイト以上も書いてしまいました。今考えるとすんげ〜おとぎ話なんだけど、当時「パソコン大好き小学生」だった私は感動し「やっぱこれからの時代はコンピュータなんだよな。」と訳の分からぬ納得をしてコンピュータの技術者になるという夢を再確認したのでした。この後にやってきたのが世に言うパソコン通信ブームだったハズ。番組途中のCMでは宮沢りえ出演のFM-TOWNSのCMが流れていたっけ。
このドラマのDVDってないかな。