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2005年06月27日
OracleがJDeveloperを無償提供へ
1980円で発売された時、いつかフリーになるのではと考えたがホントにフリーになるとは。
Oracleは来週サンフランシスコで開催される「JavaOne」カンファレンスにおいて、Java開発ツール「JDeveloper 10g」を無償で提供するという方針を発表する。
RDBMSとアプリケーションサーバのライセンス料をしっかりお客様から頂戴しているわけで、それらを普及させ、売り上げを伸ばすためには、やはり、その基礎にくるJDeveloperぐらいは無償提供して普及に弾みをつけようということでしょうかね。
でもこのツールのサポートって結構大変なんですよね・・・。単に私がJDeveloperを充分に使いこなせていないだけなのかもしれませんが・・・。
それから、今まで高いライセンス料を払ってくれていた多くのお客様に対するフォローはどうするのでしょうか。
もう一つ気になるのは、私の勤める会社はJDeveloperが無償化された後もサポートサービスの提供を継続するんでしょうか。それとも有償で保守契約をして下さったお客様のみにサポートを提供するような形式にするんでしょうか。
いずれにしても、今回の措置でJDeveloperが多くの人に無償提供されるようになった事は喜ばしい事ですが、その拡大したユーザコミュニティをしっかりサポートしていく体制整備やコミュニティの形成を急がないと、「フリーで入手できるけど、イマイチ使い方が判らない意味不明なツール」という評価を受けるハメになると思います。
投稿者 abiru : 2005年06月27日 23:39
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