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2007年04月20日

独りで呑みに行くが孤独ではない。

以下の記事を読んで内容に強く共感すると共に非常に身近なある話題を思い出しました。

> 今の子供たちの遊び方を見ていると、気の合った仲間だけが、あらかじめ連絡を
> 取り合った上で遊ぶ。すべて“セット”してあげないとだめなのですね。昔の
> ように、原っぱに知らない子供たちがいきなり集まってきて、「さぁ野球でも
> やろうか」という遊び方はできません。そこには(ドラえもんの)ジャイアンも
> スネ夫もいないのです。こういうことは、ずっと前から指摘されてきたのですが、
> そのまま放置されてきたために、その子供が今や35歳になってしまったというのが、
> 現実ではないでしょうか。

■ニートは国を滅ぼすか?インタビュー「37歳」が危ない
「ネット社会の弊害」より抜粋
http://secondlife.yahoo.co.jp/business/special/061019/page002.html


私は、頻繁にゴールデン街に呑みに行きますが、その事を話すと「え!?一人で呑み屋に行くの??」と驚く人がたまにいる。

どうやら、その人にとって「呑み屋」は、友人・知人と誘い合わせて行くものらしい。きっと私が「一人で呑み屋に行く」というと、私が魚民のテーブルで独りポツンとビールを飲んでいる孤独な姿を想像して驚いているのだろう。

いくら独りが好きな私も、そんな侘しい呑み方はしない。誰も誘わなくても、ゴールデン街に行けば、各店の「常連」と呼ばれる方々が既に呑んでいて、こちらから挨拶すれば「やぁ!」という具合に温かく迎えてくれる。一緒に酒を呑む道連れを探さなくてもゴールデン街に行けば、いくらでも呑み仲間がいるのだ。

友人・知人としか呑みに行かない人たちと冒頭の子供たちの遊び方に関する記事の内容が、相似形に見えるのは私だけでしょうか。上記の記事の内容を「子供たちの遊び方」ではなく「酒の呑み方」という視点で書き直してみました。

> 同年代の人たちの呑み方を見ていると、気の合った仲間だけが、あらかじめ
> 連絡を取り合った上で店を予約して呑みに行く。予めメンバーも店も決まって
> いないとだめなのですね。昔のように、店にフラっと呑みに行って、そこで
> 出会った見知らぬヨッパライどうしで意気投合という呑み方はできません。
> そこには世代を超えた交流も新しい出会いもないのです。こういうことは、
> ずっと前から指摘されてきたのですが、そのまま放置されてきたために、
> 盛り場がありきたりのチェーン店の居酒屋ばかりになってしまい、学生ノリの
> 呑み方しかできないヤツが多くなったというのが、現実ではないでしょうか。

おっとっと。。。説教臭くなっちまいました。
では、今日も多くの仲間が集うネオンの郷へ逝って参ります(汗

投稿者 abiru : 23:01 | コメント (4) | トラックバック