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2007年10月29日

奨学金はきちんと返済しましょう。


奨学金予算削減へ 回収不能2000億円/遊興費に転用増え(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071029-00000062-san-soci


え~っと、まず、私も奨学金の一部を遊興費に転用してました。善良な納税者の皆様、ならびに文部科学省、財務省の関係者の方々に心よりお詫び申し上げます。ごめんなさい。

それと、奨学金を貰って、卒業後に返済能力があるのに返済していない方がいらっしゃいましたら、きちんと払いましょう。私たちの返済金が、現在の奨学生へ給付されるのです。一部の不心得な人が返済しなかった結果、予算が削減され、これから先の本当に奨学金を必要とする人に奨学金が給付されないような事があれば、とてつもない迷惑を掛ける事になります。

私は毎月通帳から引き落とされる奨学金の返済を見るたびに楽しかった大学生活を思い出します。バイトに時間を取られることなく学生生活をエンジョイできたのも奨学金のおかげです。まだ完済までには、あと数年かかりますが、今後も地道に返済をして行こうと思います。

追伸:
一部の友人の間で私が奨学金をススキノで使い果たしたという、まことしやかな噂が流れているようですが、事実ではありません。使い果たしてなどいません。一部、流用しただけです(爆

ちなみに今でも私の定期預金には奨学金の残りが大切に保存してあったりします。
これ、ホント。


以下、掲載記事を転載

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奨学金予算削減へ 回収不能2000億円/遊興費に転用増え…

10月29日8時0分配信 産経新聞

 財務省は28日、来年度予算で文部科学省の奨学金事業予算を削減する方針を固めた。奨学金を遊興費に転用する学生が目立ち、苦学生支援という奨学金本来の意味が薄れつつあると判断している。奨学金を返さず、回収不能に陥った延滞債権総額も急増、平成18年度には2000億円を突破しており、財務省では新たな保証制度の義務化も迫る構えだ。

 文部科学省は来年度予算の概算要求で、奨学金関係予算として前年度を約210億円上回る1439億円を計上した。

 奨学生数は、19年度で全国の大学・短大生の3分の1に当たる114万人に膨らんでおり、奨学生数の拡大を背景に奨学金関係予算は年々増加している。

 ただ、財務省は奨学金が「必ずしも苦学生でない人も対象に入っている」と指摘。無利子奨学金に比べて審査基準が緩い有利子奨学金まで含めると、年間所得が1344万円以下の世帯が対象で、大学生などの子供を抱える世帯の約8割が条件に当てはまる。審査の学力基準も緩く「手を挙げた人はだいたい奨学金がもらえる」(主計局)のが現状だという。

 財務省によると、奨学金を電話代や海外旅行費など勉学以外の目的に費やす奨学生が増加傾向にある。これに対して勉学費や書籍購入費は大幅に減少しており、財務省は奨学金が勉学よりも娯楽に振り向けられているとみている。

 一方、貸し出した奨学金が回収不能に陥るケースも急増している。

 18年度には延滞債権総額が2000億円を超え、15年ほどで約3倍に膨らんだ。旧日本育英会の奨学金事業を引き継いだ日本学生支援機構が回収を進めているが、18年度に回収を行った1万件のうち、約半数の4395件は居所不明などの理由で未回収のままだ。

 このため、財務省は奨学生に対する機関保証の義務化などを検討している。奨学生が毎月一定額の保証料を日本国際教育支援協会など保証機関に支払うことで、返済が滞った場合、保証機関が本人に代わって返済する制度を導入することにより、同省は未回収リスクを回避できるとみている。

 文科省は「事業費の不足で、貸与の条件を満たしていても奨学金を受けられない学生が毎年いるのが現状」として予算増額の必要性を強調するが、財務省は「納税者に説明できるとは思えない」として削減方針を固めている。

投稿者 abiru : 2007年10月29日 12:32

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