« TCP/IP共同開発者にチューリング賞 | メイン | あなたが生まれた日 »
2005年02月25日
Richard Stallman
この人がGNUプロジェクトの第一人者でフリーソフトウェア財団の代表であるリチャードストールマン氏である。某カルトの教祖様では無い。でもまあ、ある意味教祖様だけどね。
ビル・ゲイツとその他の共産主義者たち - CNET Japan
まずは上記の記事でリチャードストールマン氏が宿敵ゲイツの主張に反論しているので一読してほしい。
リチャードストールマン氏は「すべてのソフトウェアはフリーであるべきだ」と主張している。今風に言えば「すべてのソフトウェアはオープンソースであるべきだ」という感じだろうか。私は彼の主張に共感できる。私のようにプロプライエタリなソフトウェアのサポートで給料を貰っている人間がこんな事をいうと変人扱いされるかもしれないが、たとえばOracleがオープンソース化しても、きっと我々がやっているサポートサービスへの需要はそんなに変化しないと思う。このあたりの話題については、もう少し自分の考えがまとまったら、このブログにでも書いてみよう。
ところで、話はそれるけどLinus氏が開発してるのはカーネルやデバイスドライバといったようなOSの中核部分が中心で私たち一般のユーザが「Linuxって便利だよねぇ」と感じる時の多くはGNUのツールの使い勝手が良かった事が原因だったりするのではないだろうか。Linus氏が開発してる中核部分と周辺で動作するGNUのツール、それにそれらをパッケージ化してくれるRedhat等のディストリビュータの努力があって初めて我々のような一般ピープルもLinuxの恩恵を受ける事ができるんだねぇ。いやいや、世の中には偉大な人がたくさんいるねぇ。感謝、感謝。
投稿者 abiru : 2005年02月25日 01:03
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://abiru.jp/blog/mt-tb.cgi/98