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2005年05月25日

PA-RISCの開発終了

ITmediaニュース:HP、最後のPA-RISCプロセッサを準備

PA-8900は、1980年代広範からHPのUNIXシステムに搭載されてきたPA-RISCプロセッサラインの最後のモデルとなる。同社はこれらプロセッサを搭載したHP 9000サーバを2011年までサポートすると明言しているが、IntelのItanium 2を支持する戦略の一貫として、PA-RISCプロセッサの開発は終了した。

私の中でHP-UXといえばPA-RISC版というイメージがあったのですが、開発終了していたのですね。HP社は自社開発したプロセッサから撤退するという事をどのような経緯で決断したのでしょうか。やはりIntel全盛の時代に敢えて独自のプロセッサを設計・開発するビジネス上のメリットが無いのでしょうか。たしかに利用者の視点で考えればマシンがどんなプロセッサで動いているかという事は重要事項ではなく、その上で動作するソフトウェアが意図した通りの結果を出してくれれば良いという事になるのですね。

しかし、このニュースには一抹の寂しさとある種の時代の変遷を感じずにはいられません。

投稿者 abiru : 2005年05月25日 21:33

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