« 癒し本部 お祭りか | メイン | 卒業 »

2007年12月15日

看板商品と収益商品

OSSは、集客商品なのではないだろうか、OSSで集客したお客様をいかにして収益商品の売り上げに繋げるかという所がポイントになると思う。多くの場合は、OSS のコンサルやサポートを収益商品にするという発想が一般的だと考えられるが、この場合、結局はOSSから離れていないので看板商品と収益商品の色分けが不鮮明だ。OSSに興味を持つお客様が潜在的に持っているニーズの共通項とは何かを探る事が、このあたりのヒントになるのではないかと感じる。

キャピタリストの視点 > ハンバーガーショップは、ドリンクで稼ぐ : ITmedia オルタナティブ・ブログ

ファーストフード店では、ハンバーガーの利益はゼロに近いが、ドリンクの利益率は高い。つまり、ハンバーガーはドリンクを販売するための「まき餌」であり、本当に売って儲けたいものはハンバーガーではなくドリンクである。さらに、塩がたっぷりのフライドポテトを食べると、ノドが渇き、ドリンクが売れる。中華そば1杯390円のチェーン店(日高屋)は、中華そばでは儲からないが、餃子で儲ける。カメラメーカーのC社は、カメラやプリンタ本体では儲からないが、プリンタのインクで儲けている。以上のように、いわゆる看板商品は集客商品であることが多く、収益商品は看板商品に付随するものであるパターンが多いようです。企業の多くは、看板商品で稼ごうとしていますが、お客様はなかなか認めてくれません。文字通り、看板は看板として収益の期待をすることなく、別の収益商品を開発することがビジネスのポイントのようです。有名なコピー機の保守料、シフトウエアの年間保守料、エレベータの保守料などなど、目立たない収益商品(サービス)を打ち出すのが高収益企業に脱皮できるかどうかの分岐点なのかもしれません。

投稿者 abiru : 2007年12月15日 14:36

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://abiru.jp/blog/mt-tb.cgi/468

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)