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2009年07月17日

結城浩著:Javaプログラミングレッスンを使って勉強会

以前、結城浩先生(*)の著書についてエントリを書いたら、その私が書いたエントリの事が結城先生の日記に書いてあって、ちょっと嬉しかったので、今回も、あえてブログの方に書いてみる。

今、職場の仲間とJava言語を最初から学習するための勉強会を実施している。

うちの会社では、業務として開発案件を請け負っていない事もあり、プログラミング言語の習得にあまり時間を割いていない。しかし、Oracle関連の製品、特にウェブアプリケーション・サーバ製品のサポートをする上でJavaの知識は必要不可欠な状況になっている。

そんなわけで、みんなJavaやプログラミング言語全般に関する知識を自学・自習しているわけだけれども、どうしても「仕事に必要な部分だけ」の習得に偏って、付け焼刃というか、片手落ちな状態のスキルになってしまう。

そこで今、職場の仲間とJava言語を最初から学習するための勉強会を実施している。

そして、この勉強会の教科書として「Javaプログラミングレッスン」を選んだ。

この書籍、非常によくできている。1章ずつが、ちょうど授業の1コマのようになっていて、勉強会の教科書にはジャストサイズだし、本当の初歩から一切、端折る事無く必要な事がわかり易く書かれている。文章からは、結城先生の優しい人柄がにじみ出ているようにさえ思える。

実際の勉強会でも、1回90分で1章ずつ進めている。最初の2回(0章~2章)は私が全て講師を担当したけれど、今後は参加者で1章ずつ持ち回りで講師をやる予定だ。

講師を担当といっても、何も難しい事はない。教科書が非常に良くできているので、プロジェクタで投影するスライドには、各項目のタイトルと要点だけを記述して、あとは、参加者と、講師で書籍に書かれている内容を読み合わせしていくだけで、ほとんどクリアできてしまう。

その上で書籍の内容に疑問があれば、講師と参加者で議論したりして、確認していけばよい。もし、疑問が晴れなければ、それは講師役の人と質問した人の次回までの宿題となる。

この勉強会、一番最初は、教科書の該当部分の抜き刷りを作って参加者に提供したのだけれど、2回目からは、教科書を購入して参加してくれる参加者が出てきた。尊敬する結城先生の売り上げに多少なりとも貢献できて嬉しい限りだ。

まだ、始まったばかりの勉強会で下巻の最後までやり切れるかわからないけれど、とにかく行けるところまでやってみようと思う。

*(私は敬意を表して「先生」とお呼びしている。面識が無いので心の中でだけど。)

投稿者 abiru : 2009年07月17日 22:16

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