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2008年09月25日
メモリ増設
先日より実戦投入されたThinkpad T60(1951-G2J)ですが、デフォルト状態では512MBしかRAMが搭載されていない。別にこのままでも動作するのだが、Gnomeがバリバリ動いたりするUbuntuでOpenOffice.orgなどを起動して色々作業しているとやっぱ、スワップが発生しているのか遅延が発生すする!
そこで、メモリも以前のマシンから移植する事を考えたが、形式が異なっており、移植不能な事が判明し、新規に購入する事にした。まずはLenovoのサイトで対応するメモリの形式を確認して同型メモリの最安値をkakaku.comで調査すると・・・。
SODIMM DDR2 1GB PC5300がナント1780円!ノーブランド品とはいえ、1GBが1800円を切っているなんて、いい時代になったもんですね。迷わず2枚発注しました。
到着後、すぐに搭載して使用してますが、今のところ全く問題ありません。
スバラシイ。
投稿者 abiru : 18:35 | コメント (0) | トラックバック
2008年09月20日
Thinkpad T60(1951-G2J)
今日、オリックス・レンテックに発注していたThinkpad T60(1951-G2J)が到着!!
MS-Windows XPは、一度も起動することなくUbuntu8.04をインストール開始、途中、ビックカメラに2.5インチHDD用のUSB外付けケースを買いに行って、現在、以前のThinkpad(2887-7MJ)からデータを復旧、現在も作業継続中
しかし、
CPU : Core2 Duo プロセッサ T5600
RAM : 512MB
HDD : 80GB
CRT : TFT液晶 14.1 inch SXGA+
このスペックで73000円ですのよ、奥さん!
まぁ〜、パソコンもお安くなったものですわねぇ〜、ホントにイイ時代になったもんですわねぇ。
投稿者 abiru : 15:05 | コメント (0) | トラックバック
2008年09月14日
Thinkpad R51逝去
2005年12月にオリックスレンテックさんから購入した中古のThinkpad R51(2887-7MJ)が、本日、突然、起動しなくなりました。渋谷のルノアールでLivedoor Wirelessに接続して作業している最中に突然、電源が落ち、それ以降、二度と正常に起動する事はありませんでした。その直前まで作業していた2時間あまりの作業結果は、すべて失われました。(泣
障害発生時にHDDのLEDが点灯したままだったのでHDDの故障かなと考えて、ノートパソコン用のUltra ATAのHDDを購入して換装してみましたが、症状に変化はなく、UbuntuのLive CDからOSを起動させたところ、一旦は正常起動するものの、数分で突然電源が落ちる現象が再現しました。
この結果から、Thinkpadのシステムボード自体に何らかの問題が発生しているものと考えられます。
Yahoo!オークションなどでシステムボードが正常なものを入手して修理する事も不可能ではありませんが、修理できる保障がないことと、システムボードの換装となると、とんでもない作業量になるので、新しいThinkpadを購入しようと考えています。
5万円で買ってから2年9ヶ月余り・・・。まぁ、元は取ったんじゃないかと思います。今回は故障の予兆もなく突然死だったので、動揺しましたが、質実剛健たるThinkpadらしい最期であったともいえましょう(笑
苦楽を共にしたマシンも別れは常に突然です。
TurboLinux→Ununtuと私のオープンソースライフを支えてくれた最期の「IBM Thinkpad」に感謝しつつ、新しいマシンの選定を開始したいと思います。(次は、Lenovoになっていることでしょう。)
投稿者 abiru : 23:30 | コメント (0) | トラックバック
2008年09月08日
Google Chromeに対する所感
いまさらだが、Google Chromeに関して書いておこうと思う。
■なんでいまさら、Googleが「ウェブブラウザ」をリリースしたのか?
Firefoxでも、Safariでもブラウザはいくらでもある。今更「車輪の再発見」的な作業にリソースを投入するのは、何かそれなりに意味や狙いがあるのだろうけれど。この点に関する考えは、後半の所感で。
■IT系情報サイトでの「速い!速い!」の大合唱について
ブラウザのレンダリング速度ってそんなに重要か?個人的にはネットワークやアプリの応答時間の方が遥かに長くてレンダリング速度なんて処理時間全体にとっては微々たるものでしかなく、レンダリング速度を褒めたり、競争してもあまりユーザにとってのメリットはないように思うのですが・・・。もしかしてAjaxばりばりのサイトとか使ってると、レンダリング速度やJavascriptの処理速度が致命的な影響を与える可能性もあるのかな。IT系情報サイトの中の人たちは、Google Chromeが目指す本質を見誤ってないか?
■なぜ、Google Toolbarに相当する機能が搭載されていないのか?
同じ会社で開発してるんだし、Google Chromeが「ウェブブラウザ」だっていうなら、デフォルトでGoogle Toolbarに相当する機能が搭載されていていいはずだ。なのに無い。だからGoogle Toolbarが(特にカスタム検索機能が)大好きなあびるは、Google Chromeを試使用だけして、以後、使っていない。これには、あえてウェブブラウザとして高機能化させていない意図が存在するように思う。
■Google Chromeに対するあびるの所感
Googleは、全てのアプリが完全にWeb化され、シンクライアント化された、完全なるクラウドコンピューティングの世界を目指しているのだと思う。
しかし、それを一気に実装しても世の中の大多数の人は、そのシステムの利点を理解できないし、利用形態の変化についてこれないし、大きな犠牲を払ってまで移行もしたくないものだ。
だから、Googleは、あえて、ちょっとずつ、世の中の多くの人がギリギリ理解したり、なんとかついて来れるぐらいの速度でイノベーションの結果をリリースしているのだと思う。
だから、Google Chromeも単なるマイルストーンというか、時代の過渡期に一瞬だけ咲いたあだ花のような存在になるはずだ。
現段階でGoogle Chromeに与えられた使命は、まず、ユーザが「ウェブブラウザというアプリを起動する」という行為を意識しないようにする事ではないだろうか。
でも、一足飛びに「Google Chromeを入れれば、もうブラウザは不要です♪」なんてアナウンスしても、世の中の人たちは「ハァ!?」となってしまうので、あえて、みんなにわかりやすい「ウェブブラウザ」という姿を借りてGoogle Chromeはリリースされたのだと思う。
ぜひ、Google Chromeの今後の進歩を見守って欲しい。きっと徐々にウェブブラウザ存在感を薄くしながら、Google Chrome自体を意識する機会が少なく、でもGoogle Chromeが無いとウェブアプリが快適に利用できない方向へと舵が切られていくはずだ。
Google Chromeは、Googleが目指す理想のコンピューティング環境へと世の中の人々を連れて行くための長い階段の一段に過ぎないと思う。