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2005年10月07日
緊急事態博物館
博物館の魅力は日頃は見られない物をじっくり鑑賞できるところではないでしょうか。
【黄金の金曜日】ザ・ミュージアム - 発想七日! [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
芸術の秋。文化の秋。もしあなたが「好きなテーマで博物館を作ってよい」ということになったら、何の博物館を作りますか?その意義、目的、規模、公開/非公開、入館料、入館者数/年などなどは自由に決めてください。なお資金の心配は無用です。
私の欲しい博物館は「緊急事態博物館」です。非日常体験はエンターテイメントです。ならばとことん非日常をテーマにしてしまおうではありませんか。この博物館に展示されるのは以下の通り。基本的にどの展示も実際に体験できることが大前提です。
・【旅客機の脱出体験】脱出用シュート(滑り台)で機外へ!夏場は着水時を想定してプールへ脱出します。救命胴衣の着用体験も含まれます。先着2名様は「脱出のお手伝い」をお願いされます。
・【戦闘機の緊急脱出】ロケットブースターで座席ごと機外へ吐き出されるアレ。どういう形態で安全に体験展示にするのかは要検討
・【救命筏に一泊】要事前予約。プールに浮かばせた船舶用の救命筏に乗り込み一泊します。途中波浪イベントも発生可能。翌朝にはヘリによる救助を想定してハーネスを着用してホイストケーブルで吊り上げてもらい終了。食事はもちろん携帯用非常食です。
・【避難所生活体験】体育館に大人数で宿泊します。食事は災害用非常食か炊き出しのご飯です。もしくは食事なしで自分で日頃用意している非常食や装備を持ち込む事も可です。自分の用意している装備が本当に役立つか確認できます。近郊在住で体力に自信のある方は徒歩によるアクセスをオススメします。ずっとリアリティが増します。
想定される規模は、東京ディズニーランドぐらいの広大な面積が必要です。できれば海上系のアトラクションも欲しいので海沿いの立地でしょう。料金は入場料形式ではなく体験したいアトラクションごとの設定にせざるを得ないでしょう。顧客層は家族連れが来てもいいですし、学校の社会科見学や体験学習、修学旅行なども受け付けます。ふつうのキャンプ場とや公園を併設すれば、ある程度の集客を見込めないでしょうか?その他一部アトラクションについては企業や自治体の防災訓練のアウトソーシングも受け付けます。アトラクションのデリバリも可能にしましょう。実際に大地震等の災害発生時には本当の避難所や救援拠点としての機能を持たせます。
思いつく範囲で書いてみましたが、コレ、博物館じゃないね。もはや「緊急事態/災害テーマパーク」ですな。ポイントは危険な緊急事態の状況をいかにして安全に、なおかつ実践的にそしてエンターテイメント性を持たせて体験できるかです。自治体がやる防災訓練よりリアルで実践的で少しだけエンターテイメントである事が重要です。
投稿者 abiru : 2005年10月07日 23:14
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コメント
やはり。同じ事を考えておりましたか。 では、とりあえず、近々、近所の消防博物館に参りましょう。
その後は、警察博物館。
そして、碓氷峠鉄道文化村でEF63を運転。
韓国でフライトシュミュレーター。
最後はニュージーランドで臨死体験です。
完璧♪
投稿者 つじた : 2005年10月15日 02:12