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2006年02月26日

修行5回目:宝台樹

例によってパルネットワークのレッスンを受けるために宝台樹へ向かう。出発直後から予定していた07:04の新幹線に乗り遅れるという失態をやらかす。やはりこの時間の場合は前泊するべきであった・・・。

次の新幹線を待っていると東京駅構内にアナウンスが流れた。

「本日、ガーラ湯沢スキー場は強風のため全ての営業を中止しております。他のスキー場への振り替え輸送も行っておりません。どうかご予定をお取りやめ下さいますようお願い致します。」

あとで調べてみて判明したが、昨日からガーラ湯沢では強風でゴンドラが停止してしまいゴンドラの中や山頂のレストハウスに合計4000人を取り残すという事件があったらしい。

新幹線乗り遅れ、ガーラ湯沢のニュース、おまけに今日は関東全域で降雨の予報とイキナリ波乱の様相を呈する一日の幕開けに「今日のスキーは中止にしようかな。」などという弱気な考えが脳裏をよぎった・・・。

しかし、雪山滑修行者(スキーバカ)としては、その程度の事で修行をやめるわけにはいかない。なんせこっちは良品の中古車が買えてしまうぐらいの金額をスキーに投資しているのだ、いまさら多少のことで修行を諦める事はできないのである。

意を決して08:04の新幹線に乗り込むとガーラ湯沢営業停止の影響なのか、自由席はガラガラで3人掛けのシートに寝転がって爆睡ているうちに上毛高原駅に到着した。09:24の段階で上毛高原駅前は牡丹雪が降っていた。この調子でスキー場にある山をあがれば、しっかりとした雪に変わるだろうと思ったが、なぜかゲレンデは降雨!

それでも引き返す事のできない人たちなので、レッスンを開始。降りしきる雨の中、午前のレッスンを開始。直前にかけた防水スプレーは効果ゼロ。「寒い。」ではなく「冷たい。」という感覚。ツライ・・・・・。

午前は2本滑ってコース途中のそば屋で昼食にする。そばで温まったところで、午後のレッスンを強行するも、降雨は更に強くなり大雨になっていた。そばで温めた体がリフトに乗っている間に冷える。

午後はレッスンするコースを変更して、いつもの第8ゲレンデではなくファミリーゲレンデに変更。さすがファミリーゲレンデというだけあって斜度も控えめでコース幅が広く私のような、へなちょこスキーヤーにはぴったりだった。

当初、15:30までやる予定だったレッスンを14:15で中止にして温泉に直行した。

今までで一番キツイ修行だったかも・・・・。

投稿者 abiru : 23:07 | コメント (1) | トラックバック

2006年02月20日

修行4回目:シャトレーゼ・スキーリゾート八ヶ岳

有給休暇を取ってスキーに行きました。職場の皆さん、ご迷惑をお掛けして本当にごめんなさい。

友人に誘導されるまま車に乗り込み「シャトレーゼ・スキーリゾート八ヶ岳」へ直行!なんでもお菓子メーカの傘下にあるスキー場らしい。どうやら中部以西では結構有名な企業のようだ。今まで行ったスキー場の中ではキロロに次いで「リゾート」の名が相応しい感じの良くできたスキー場だ。さすがお菓子メーカの参加だけあってレストランにはケーキバイキングがあった。食事もウマイ。

今回も併設されているスキースクールに飛び込みで予約を入れてレッスンしてもらう。担当してくれた方の技量が高くパルネットワークのレッスンと遜色ないレッスンができた。この点に関しては大満足だ。ロープを持参したが結局使わなかった。予約時に「ガタイの良い若い男性でお願いします!」と発注したのが功を奏したらしい。これからはこのセリフを常套句にしよう。

結局、この日は1000m程度のコースを午前5本、午後3本も滑った。いつもの倍以上の滑走距離だ。おかげで疲労も凄い事になっている。

帰路、三軒茶屋の「五臓六腑七八」に立ち寄るも全員グロッキーで食が進まなかった。

投稿者 abiru : 23:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月18日

東横インで考える老人という障害者のような存在

東横インの社長が記者会見で身障者用客室について「年に1〜2人しか泊まらないし、通常の客には使い勝手が悪い」と発言していた。自分が身体障害を持っていてこんな事を言うのもなんだけれど、単純に「経営」という視点だけで見れば、年に数回しか稼働しない客室があることは可能であれば避けたいと考えるのが常識的だろう。

でも、その為に考えられた解決策が、昨今言われている「ユニバーサル・デザイン」ではなかったか。「身障者用客室」などというものを「専用」に作るから、今回のような問題が発生するのだ。多数ある客室のうち一部を障害のある人「にも」使いやすく、なおかつ障害の無い人も使える「ユニバーサル・デザイン」の客室にすれば少しは状況が改善するのではないだろうか。

もちろん「障害のある人にも無い人にも使いやすいデザイン」ってどんなデザインなんだ?そもそもそんなもの実現可能なのか?という疑問もあるし、この部分については今後とも試行錯誤や障害のある人と無い人の双方からの歩み寄りが必要な部分になるだろう。

しかし、想像力を最大限に発揮して考えて欲しい。人間は年老いてゆけば、必ず体は動きにくくなり若い頃のようには行かなくなる。今現在、身体障害が無く「健常者」と呼ばれている人も時間が経過すれば、いつかは「老人」という名の「障害者」のような存在になりうるのだという事実を・・・。

自分が高齢者になった時、それでも社会に出て健やかに生活していきたいと考えるなら、今からその対策を考えておかないと自分が高齢者になるまでには間に合わない。今のうちから本当に有効なユニバーサル・デザインとはどのような形なのかを真剣に考えておかなければならないのだ。これは単に公共施設やホテルの構造だけを指しているのでは無い。労働形態や経済体制、社会福祉、様々な項目を人間の多様性・多態性を視野に入れて許容範囲を広くしておく必要があるのだ。

若くて体を自由自在に動かせる「健常者」だけを対象にしたデザインやマーケティングは近い将来、有効ではなくなるでしょう。高齢化社会を考える時のポイントはマイノリティがマジョリティへと転換するという事だと思います。

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だめだ。書きたい事が多岐に渡りすぎて文章がまとまらなかった・・・。orz
このエントリを読む皆様、どうか私の言いたい事を行間から察してください。(泣

投稿者 abiru : 23:18 | コメント (1) | トラックバック

2006年02月17日

予想以上の反応

「スキー選手になれるならエンジニアの看板を下ろしてでもやりたい!」と先のエントリで書いたら、いろんなところから予想を超える反応があった。いやいや、みなさん本当にありがとう!でもヨッパライの戯言だから気にしないで・・・。というわけで来週月曜日は会社を休んで八ヶ岳にスキーに行って参ります。

投稿者 abiru : 00:03 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月16日

エンジニアの看板を下ろしてでもやりたいこと

ブログのカテゴリに「戯言日記(たわごとにっき)」というのを用意しているが、今回は、まさに「たわごと」の名に相応しい話題を・・・。

昨日、ゴールデン街の「凪」にラーメンを喰いに行った際、店主の生田さんと話していてスキーの話題になり、酒の勢いもあって・・・・。

「ああ、できる事ならスキー選手になってバンクーバーのパラリンピックで大回転に出場してみたい・・・。」

などと妄言を吐いた。酒の力とはかくも恐ろしいものである。


きっと私は生涯ソフトウェアの技術者をやっているだろうし、この歳からアスリートになる事は事実上不可能である事を理屈では理解している。しかし、日々の勤務に疲れた時、ふと「どうやったら、今の仕事を止めてスキー選手として生活できるかなぁ・・・。」などと想像を巡らせている自分がいるのもまた事実なのである。

どっかにパトロンいないかねえ・・・。(笑

投稿者 abiru : 12:31 | コメント (3) | トラックバック

2006年02月14日

人間性バトン

友人のblogで渡されますた。

■人間性バトン■

●このバトンを回してくれた方の印象

遊び相手、悪友


●周りから見て自分はどんな人だと思いますか?5つ述べて下さい

珍獣、酒呑み、変態、ダメ会社員、ヲタク

●好きな人間性を5つ述べて下さい

理論的、冷静、公明正大、理想がある、堅実


●逆に、嫌いな人間性を5つ述べて下さい 。

考えない、理解しようと努力しない、自分を馬鹿だと認識している
解決策は全て努力と根性、異なる意見を聞かない


●自分がこうなりたいという理想像はありますか?

大学時代の恩師


●自分を慕ってくれる人達に叫んで下さい

こんな俺でごめん。

●そんな大好きな人達にバトンタッチ15名!(印象付き)

ご自由にお持ちください。

投稿者 abiru : 02:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月05日

六十の手習い

今、私がこのエントリを書いている目の前で母が自分のPCを操作しながら、Yahoo! Japan IDを登録しようとしています。これまで、メールの読み書きと自分のPCにあらかじめインストールされているゲーム以外では決してPCを触らなかった母ですが、さすがに5年以上も同じゲームをやっていたので、飽きてきたのでしょうか。たまたま表示されたYahoo!のトップページに「ゲーム」というリンクを発見!どうやらブロキシーをやりたいらしく、Yahoo!JapanIDの登録に悪戦苦闘しております。

はてさて、うちの母がYahoo!ゲームで遊べる日は来るのでしょうか。

しかし、人間の欲求とはすごいものです。これまで、私が何度かYahoo!のゲームを紹介しても興味を示さなかったのに自分で「やりたい」と思えば、ここまで勝手にやってのけるのです。ここまで私がアドバイスした事は、「Yahoo!でゲームをやるには会員登録してYahoo! Japan IDというものが必要なんだよ。」という大前提と、「秘密の質問と答え」というものがなぜ必要なのか?という2問だけです。

なかなか、順調か・・・・・・・・。

MyHomeThinkpad.jpg

ちなみにこれが、現在の我が家のダイニングテーブルの様子です。我が家のIT関連製品に関する選択権は、ほぼ息子の私が掌握しております。従って私のThinkpad好きが色濃く反映され、母と私がダイニングで同時にPCを使うと企業のミーティングルームのように真っ黒なThinkpadが並びます。ちょっと一般家庭には無い光景かも・・・・。


と書いている最中に母がID登録に失敗したようです。

「なんだが良くわかんないエラーが出たから登録を初めからやり直す。」

と言っています。2回目に挑戦中です・・・・。

おっ!やっと、IDの登録ができたらしい!おもしろいから、口出しせずにほっとこう(笑

おぉ!ブロキシーで遊んでるよ。すげ〜。

投稿者 abiru : 22:29 | コメント (0) | トラックバック

歌舞伎町:炭火焼肉 モンシリ

夕方に父親と雑談しているとテレビの画面に焼き肉を食べている画像が・・・。既に焼酎をちびちびやっていた父に向かって「焼き肉行こうか?」と提案。今晩の夕飯では餃子を焼くと公言していた母の意向を半ば無視する形で家族3人で焼き肉屋にいくことになりました。

今回行った焼き肉屋は以下の通り。

「炭火焼肉 モンシリ」
http://www.yakinikutengoku.com/shinjyuku/monshiri/

つきだしが5品も出てくるので、それだけをおかずにしてご飯が食べられそうです。

調理場の方もホールの従業員も韓国・朝鮮系の方らしく、キムチやカクテキの味はかなり本格的です。焼き肉は日本でもおなじみのスタイルです。炭火の入った七輪のようなもので焼きます。

でも隣のテーブルの韓国語を話すお客様のグループはガスコンロに鉄板を置いて、その上にアルミホイルを敷いたもので豚肉らしきものを焼いて食べていました。もしかしたら焼き肉自体のスタイルは日本人の好みに合わせてあるのかもしれません。

今日、注文したもので一番おいしかったのは・・・・!コレ!

tamago_chimu.jpg

「たまごチム」です!何度か韓国料理屋へは行っていますが、この料理は初めて食べました。カニか魚で出汁が取ってあるようで、韓国料理特有のニンニクも無ければ、唐辛子も無い。韓国料理屋で出されなければ韓国料理である事に気がつかないような感じでした。うまく表現できませんが、だし巻き玉子と茶碗蒸しの中間みたいな料理でした。

このお店は、私の大好きなサムゲタンなども取り扱っているお店なので、また行ってみたいですね。

メモ:

新宿区歌舞伎町1-1-5 ドゥ・ベルフィーユ1F
03-5155-7578
営業時間/12:00〜翌7:00/日曜16:00〜 翌2:00 年中無休
流民のある「明るい花園八番街」の入り口右側

投稿者 abiru : 21:58 | コメント (1) | トラックバック

2006年02月04日

修行3回目:宝台樹

もう、山手線に乗るような軽い気持ちで上越新幹線に乗車する自分がいる事にふと気が付く。末期症状ですな。この日は午前2本、午後2本の規定ノルマをこなしてレッスン終了!

股関節の制御方法も多少わかってきた。要するに滑っている最中に内転筋の位置を意識するような感覚で少しだけ足を開こうとする動作をすればいいのだ。後はスキー板が滑っているので、その力で足が引っ張られて開脚していく。これでボーゲンの三角形を拡大する事はできた。

しかし、スキーがフォールラインに向いた時に意図せず加速してしまうのを抑制する事はまだできていない。やはり雪面を押し返して減速するだけの脚力が無いのだろうか。

自分の身体の一部なのに自分で制御するにもコツと練習がいるというのは、なんとも不便なもんである。

投稿者 abiru : 12:32 | コメント (0) | トラックバック