2006年05月04日

'05-'06シーズン総括

■はじめに

今シーズンは、スキーを楽しむようにになって3シーズン目でした。今までで一番スキーに熱中したシーズンであったと言えるでしょう。今回スキー板を購入したため、これで全ての道具が一式揃った事になります。今後の活動の如何によりますが、将来、振り返った時、今シーズンはスキーヤーとしての本格的な幕開けの年であったと記録されることになるかもしれません。

■シーズン概要

期間:2005年12月23日〜2006年04月23日
滑走日数:延べ14日間
総費用:概算で50万円程度(レッスン代、旅費、食費含む)

<実施場所と回数>
  ・水上宝台樹×9
  ・富士見高原スキー場×1
  ・軽井沢プリンスホテルスキー場×1
  ・シャトレーゼ・スキーリゾート八ヶ岳×1
  ・白樺高原国際スキー場×2
  ・尾瀬岩鞍(体調不良で催行中止)


■必要機材の購入

今シーズン最大の変化はスキー板(Volkl ENERGY 420)を購入したこと。これによってレンタルした板の違いから来る感覚の違いは無くなり、雪質と斜度、自分の身体状態など考慮すべき項目を絞り込む事ができます。


■大型バックパックの購入

スキー靴を収納可能なバックパックを用意しました。これによりスキー靴だけであれば発送せずに持参する事が可能となり、レンタルスキーと組み合わせることでスキーに行くための日程的な余裕を確保できるようになりました。


■ゴムパッキンの導入

スキー板を購入したので、改造が可能になりました。これまで滑走中や転倒時にスキーブラがはずれるという事象がたびたび発生し、対応に苦慮しておりましたが、スキー板先端のブラの留め金が来る位置にゴムパッキンを張ることでスキーブラがはずれるという事象が殆ど無くなりました。これにより滑走中の安全性と転倒時の時間ロスを軽減できるようになりました。ゴムパッキンは両面テープで粘着されており、使用後に剥がせるのでレンタルスキーにも利用する事は可能と思われます。


■補助ロープの導入

熟達したインストラクターでないと、バックボーゲンで前方を滑走しながら、ターン開始時にスキーブラを掴んで方向を変えたり、減速させるというレッスン方法ができません。そうなると斜度のある斜面ではスピードコントロールができずレッスンが困難を極めます。これに対する対策として補助ロープを導入しました。スキーブラの外側にロープを結束するリングがあるのでそこにロープを結び、後方からそのロープを引いて減速させます。これにより容易なスピードコントロールが可能になり、インストラクターの方の負荷を大幅に軽減できます。また左右のロープの引き方を調整することでターンを開始させる事もできるようです。これは飛び込みでプライベートレッスンを依頼した場合などに絶大な効果を発揮します。

補助ロープを使う事による効用は前述したような円滑なレッスンだけではありませんでした。実際に使ってみると自分自身の負荷軽減にも役立ちます。

■補助ロープ使用法の変更

その後、パルネットワークでのレッスン中に提案があり、補助ロープの結束位置をスキーブラの位置からビンディング後部に変更しました。スキーブラの位置に補助ロープを結束するとインストラクターがターンをコントロールする事が簡単にできてしまう為、実践的でなくなるというのが理由でした。確かにビンディング後部に結束した方がより自力で滑走している時のイメージに近く、スキーや身体にロープが絡まる事が少ないので有効でした。ただしこの方法はビンディングの形状によっては実施できない事があるので今後、検討・改良の余地があります。例えばスキー靴にベルトを巻いて結束・固定できるような方法を考案すれば、ビンディングの形状にこだわらず、私以外のスキーヤーもこの方法を利用する事が可能であると考えられます。


■レッスン依頼時の説明方法

初めて行くスキー場でプライベートレッスンを依頼し、きちんと滑るためには、スキースクール側に私の障害の状況を正しく伝え、それに対応できるインストラクタの人を選定してもらう必要があります。複数回レッスンを受けた経験として的確な説明をするためのポイントがある事がわかりました。

 ・障害者である旨を伝える
 ・スキーの経験はある事を説明する
 ・体重を伝える
 ・転倒時に起こして欲しい事を伝える
 ・若くてガタイの良い男性が良いと希望する
 ・「初心者」という言葉を使わない

特に最後の「初心者」という言葉を使わないというのが重要です。確かに私のスキー技術は一般人からみれば初心者並みですが、「初心者」という言葉を使うとインストラクターも初心者が割り当てられる可能性があるのです。私のような障害を持った者のレッスンの場合、ある程度経験値を積んだインストラクタの方でないと思った通りのレッスンができません。

■熟達度

未だ初心者の域を脱していないと判断するのが妥当でしょう。宝台樹のファミリーゲレンデように斜度とコース幅と雪質に恵まれれば転倒せずにある程度の距離を滑れるようにはなりましたが、少し斜度が強くなったり、硬い雪や新雪などのスピードの出易いゲレンデコンディションであったり、コース幅が狭いと充分な減速や的確なターンができなくなります。宝台樹のファミリーゲレンデの場合でもスタート直後の部分では、補助ロープを使用している状況です。


■今後の目標

斜度、雪質、コース幅等に依存せず、その状況に応じた的確な減速と滑りができるようになること。転倒時に自力で立位に回復できる方法を考案すること。最終的にはインストラクターを依頼せずに単独で滑走できるようになること。


■最後に

トリノパラリンピックが開催された事に影響されて「俺も競技大会に出てみたい。」と考えた事は事実です。しかし、現状を鑑みると競技会出場の前にクリアするべき問題が山積しており、まだまだ「まずは自力で滑れるようになること」が目標であると言わざるを得ません。現実と自分の状況を直視し来シーズンへ向けてオフトレに取り組む事が当面の課題です。

投稿者 abiru : 23:07 | コメント (5) | トラックバック

2006年04月23日

修行13回目:宝台樹

今回の修行は1泊2日です。昨晩はビール1本だけで23時によい子に就寝しました。

さて、2日目は昨日ほどの晴天ではなかったものの、天候も崩れる事もなくちょうど良いスキー日和でした。今日のゲレンデは、圧雪車が入り、重めの雪であったものの適度に雪面が締まっていて非常に滑りやすく、スピードも出にくく、減速・停止が楽という私好みのゲレンデでした。

ski1.jpg

おかげさまで、なかなか良い滑りができました。

今後の課題は斜度や雪質に影響されず安定した滑りができるようになることです。

さて、これで今シーズンの修行もやっと終了です。皆様のご協力を得て、なんとか今シーズンも無事に終える事ができました。本当にありがとうございました。

投稿者 abiru : 21:54 | コメント (2) | トラックバック

2006年04月22日

修行12回目:宝台樹

体調もだいぶ復調したので、修行に行きました。いつも通りパルネットワークでのレッスンです。レッスン内容については、もはやブログに書くべき目新しい事はありません。ひたすらに滑走時のフォームを確認しながら、何度もゲレンデを繰り返し滑るのみです。まさしく、修行の名にふさわしい。

この日の宝台樹のゲレンデは春スキー特有の重い雪でした。いつもの感覚で足を踏み込んでも、さっぱりスキーが動きません。肩を下げたり、腕を下ろしたり、谷側へ視線を振ってみたり、考えつく限り、加重移動ができるように工夫しましたが、遂に思い通りに滑る事はできませんでした。

明日で終わりかと思っていた宝台樹はGWまで営業するとのこと。すげ〜。

投稿者 abiru : 21:11 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月01日

修行11回目:宝台樹

まだ、やります。

前日に雪が降ったということで宝台樹のゲレンデは4月とは思えない最高の状態でした!今回もパルネットワークでのレッスンでしたので、今シーズン最高の滑りを更新しようと臨んだのですが、結果は非常に不本意な結果に終わりました。

今シーズンのスキー疲れが蓄積しているのか、はたまた呑み疲れが蓄積しているのか、まったく体が期待通りの動きになりません。明らかに体の動きが鈍く、重いのが痛感できます。「こんなはずでは無い。」というのが自分でもはっきりとわかりました。

結局7本ほど滑りましたが、前回とは一転して最悪な結果でした。

しばらくは休養を多くとり、体調を整えたいと思います。

投稿者 abiru : 20:52 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月23日

修行10回目:宝台樹

三連荘スキーの最終日です。さて本日も昨日同様パルネットワークでのレッスンです。ちなみにこれで今シーズンも滑走日数が2桁に突入しました。今シーズンはゴールデンウィークまでは滑るつもりです。

本日のレッスンも昨日同様で、ロープによる補助を使ったレッスンでしたが、ここで面白い事実が発覚しました。それは、緩斜面に来ると殆どロープによる制動が必要ないという事です。じゃあ、ロープを外して滑ってみようという事になるわけですが、これを実際にやってみると、どういうわけか、うまく滑る事ができません。色々試行錯誤した結果、判明した事実は・・・。「メンタル面の問題だな。」という事でした。

つまり、「ロープが結束されているから大丈夫」という安心感があると安定した滑りができるのに、同じ斜面でもロープを外すと、「加速しすぎて暴走するかも。」という不安感から身体が緊張し思うような滑りができないという事が判りました。

というわけで、スキーレッスンの最中に突然、メンタルトレーニングを開始する事となりました。

滑り出す前にゲレンデの中央で「大丈夫。同じ斜面の同じ雪だ。さっきと同じ事をすれば自力で滑れる。大丈夫。大丈夫。大丈夫・・・・。」とブツブツ呟きながら自己暗示を掛けている20代後半の男が1名出現。

平日でスキーヤーが極端に少なかったのですが、客観的に見るとかなりアブナイひとに映ったと思います。

結果は、メンタルトレーニングの効果絶大で今シーズン最高の滑りができました!!!

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「今シーズン最高の滑り」の1コマ

このような最高の滑りができたのも・・・。

・最高の天候と
・初心者に優しい緩斜面と
・人の少ない平日のゲレンデと
・そしてなによりパルネットワークの絶妙のレッスンのおかげ

だと理解しておりまする。

投稿者 abiru : 19:33 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月22日

修行9回目:宝台樹

さて、三連荘スキーの2日目です。今日は昨日のレジャーとは一転してパルネットワークでのレッスン(修行)です。もちろん、昼食で蕎麦焼酎のそば湯割りを飲むなんていう昨日のような事は許されません(笑

いつもであれば、インストラクタの永瀬さんに数メートル先をバックボーゲンで滑って頂いてターンの開始位置でスキーの向きを変えてもらいながら、レッスンをするのですが、今回は昨日使用したロープを使用してみようという事になり、レッスンの方でもロープを使った制動をやりました。

結果は、効果てきめん!急な斜面でも安定して滑れましたし、レッスンする永瀬さんの方も楽だったそうです。このスキーブラとロープを使ったレッスン法はヒットかもしれません。

午前中のレッスンが終了したところで、永瀬さんからロープの使用法に関して提案がありました。それはロープを結束する位置をスキーの先端から、ビンディングの後部に変更しようというものでした。

カービングスキーでターンをする場合、スキーの先端部でのグリップが重要ですが、ロープをスキーの先端に位置するスキーブラに結束させていると後ろでロープを持っている人の意思のままにスキーが操れてしまうので、操作性が高すぎて私にとっては楽チンすぎ、レッスンにならないという事でした。

その後ロープの結束位置をビンディング後部に変更してレッスンしてみましたが、仰る通り自力でターンを開始しない限りはスキーが動きだしません。後ろでロープを引いている人はあくまでも暴走しないようにブレーキを掛けながら減速させているだけの状態です。この方法の方がより実践的なレッスンになると感じました。

このロープを使った補助法があれば、インストラクタさえ確保できればどこのスキー場でもスキーを楽しむ事は可能になりそうです。

投稿者 abiru : 19:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月21日

修行8回目:宝台樹

知人の方からの「21日に蓼科へ日帰りスキーに行こうと思うのですが、ご一緒にいかがですか?」という心優しいお誘いに対して「22日から宝台樹でレッスンなので、宝台樹なら行きたいです。そのまま水上に置き去りにしてください。」というかなり横柄なお願いをして宝台樹へスキーに行ってきました。

しかも、今回は初めてインストラクタの方を予約せずに行きました。知人の方の好意に甘えてヘルプを全てやってもらってしまいました。本当にありがとうございました。

今回はレッスンではなく、あくまでもレジャーでしたので、こんなシーンも・・・。

20060321.jpg
※缶ビール3缶を呑んだわけではありません。その辺はあくまでも演出ですので。

スキーといえども酔っぱらい運転は禁物ですね。

ちなjみに今回用意したロープは、やはり効果絶大でした。

投稿者 abiru : 01:06 | コメント (1) | トラックバック

2006年03月12日

修行7回目:富士見高原スキー場

もはや、別のカテゴリを作成した方がいいのではないかというぐらい頻繁に書いているスキー日記です。

さて今回も土日連続でスキーに行こうと思ったものの、インストラクタを確保できず、日曜のみの修行となりました。行ってきたのは富士見高原スキー場です。中央本線の小淵沢駅からタクシーで10分ほどの所にある小さなファミリースキー場です。夏場のゴルフ場がメインでスキー場は冬季に従業員を放っておくのがもったいないので、営業しているというゆる~い感じのアットホームなスキー場です。インストラクタの方に聞いたところ、リフト乗り場で働いているおばちゃん達も夏季はキャディさんなのだそうです。

で、そんなのんびりとした富士見高原スキー場の感想ですが・・・・・・・・・・・。

最高でした!!!

・300mぐらい続く超緩斜面
・しかも緩斜面のコース幅も広い
・レッスン代がリフト代込み
・昼食の蕎麦がうまい(長野県だからね。)
・私が行った時は人が少なかった。
・インストラクタの人の指導が丁寧

事前に調査した際のYahoo!の掲示板にあった情報はうそではなかったです。

難点をあえて挙げれば・・・・。

・小淵沢駅からスキー場までの送迎が無い。(タクシー代:\3000ぐらい。)
・隣接の温泉が徒歩でいくと意外と遠い。
・雪質がよくない(人工雪)
・斜面が2面しかない(ファミリースキー場だからね。)
・レンタルスキーがちと古い(親父談:俺はマイスキーなので問題なし。)
・営業期間が短い(再来週でクローズ:しかたない。)
・新幹線が通ってない(あたりまえ)

新宿から特急スーパーあずさで2時間かかりますが、なかなか良いスキー場です。初心者に優しいスキー場です。ファミリーや小さいお子さんがいる場合にはお奨めです。来シーズンはこのスキー場をもっと有効活用しようと思います。

さて、遂に来週は22日、23日と休暇を取って水上に修行に行く。21日に日帰りスキーのお誘いが入っているので、「水上なら行く」と返答しておいた。これで今シーズンも滑走日数が10日を超える。もはや自分が何屋なのかが微妙になってきた・・・。

投稿者 abiru : 12:17 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月05日

修行6回目:軽井沢プリンスホテルスキー場

今日スキーに行く為に昨日わざわざ東急ハンズでバックパックを新調した雪山滑走修行者(スキー馬鹿)のあびるですが、ナニか異論でも・・・?私のモットーは「思い立ったが吉日」です。

というわけで、はじめて長野新幹線あさまに乗って軽井沢まで行って参りました。しかしアレですな子供の頃は新幹線に乗れるというとワクワクしたもんですが、最近は慣れすぎて感動はなくなりました。毎日の通勤が都営新宿線である私は最近JRというと新幹線しか乗車してません。もはや山手線と大差ない感覚で乗車してますわ。ホント・・・。それと週末に遊びにいく際の距離感覚が明らかに麻痺し始めました。「軽井沢って近いね。」とか言ってます。ヤバイ傾向ですね。

軽井沢駅は長野新幹線で東京から1時間19分、軽井沢プリンスホテルスキー場は軽井沢駅から送迎バスでたったの1分!いや、ホントに近いわ。

で、今回のスキーの結論から言うと、「駅から近い以外はあんまり良いことなかった。」ですね。

人工雪だし、初心者用ゲレンデも私にとっては結構斜度があったし、何よりコース幅が狭くて短くて切り上がって減速することが不可能だし、人は多いし、大会開催してて使えないコースあったし、施設内に椅子が少ないし・・・・。

インストラクターの人は、なかなか良い人だった。真面目、親切、真剣指導といった感じでした。でも、「骨盤を上に向けて滑って!」という説明は滑りが上手い人にしか理解できない感覚なのでは?皆さん、日常生活で骨盤の向きを意識して体動かしてますか?私はしてません。「上肢を屈曲させると骨盤が下を向いてしまうので良くない。」という説明が感覚的にも理論的にも理解できませんでした。まだまだ私の修行が足りないようです。

なんとも不完全燃焼なレッスンでした。始めからスキーブラにロープを掛けてレッスンすればよかったな・・・。
ロープを掛けるとあんまり練習の成果は出ないような感じだけど、存分に滑る事はできるという感じ。

おっしゃ〜!こうなったら来週日曜日もスキー行っちゃうぞ♪

投稿者 abiru : 22:10 | コメント (3) | トラックバック

2006年02月26日

修行5回目:宝台樹

例によってパルネットワークのレッスンを受けるために宝台樹へ向かう。出発直後から予定していた07:04の新幹線に乗り遅れるという失態をやらかす。やはりこの時間の場合は前泊するべきであった・・・。

次の新幹線を待っていると東京駅構内にアナウンスが流れた。

「本日、ガーラ湯沢スキー場は強風のため全ての営業を中止しております。他のスキー場への振り替え輸送も行っておりません。どうかご予定をお取りやめ下さいますようお願い致します。」

あとで調べてみて判明したが、昨日からガーラ湯沢では強風でゴンドラが停止してしまいゴンドラの中や山頂のレストハウスに合計4000人を取り残すという事件があったらしい。

新幹線乗り遅れ、ガーラ湯沢のニュース、おまけに今日は関東全域で降雨の予報とイキナリ波乱の様相を呈する一日の幕開けに「今日のスキーは中止にしようかな。」などという弱気な考えが脳裏をよぎった・・・。

しかし、雪山滑修行者(スキーバカ)としては、その程度の事で修行をやめるわけにはいかない。なんせこっちは良品の中古車が買えてしまうぐらいの金額をスキーに投資しているのだ、いまさら多少のことで修行を諦める事はできないのである。

意を決して08:04の新幹線に乗り込むとガーラ湯沢営業停止の影響なのか、自由席はガラガラで3人掛けのシートに寝転がって爆睡ているうちに上毛高原駅に到着した。09:24の段階で上毛高原駅前は牡丹雪が降っていた。この調子でスキー場にある山をあがれば、しっかりとした雪に変わるだろうと思ったが、なぜかゲレンデは降雨!

それでも引き返す事のできない人たちなので、レッスンを開始。降りしきる雨の中、午前のレッスンを開始。直前にかけた防水スプレーは効果ゼロ。「寒い。」ではなく「冷たい。」という感覚。ツライ・・・・・。

午前は2本滑ってコース途中のそば屋で昼食にする。そばで温まったところで、午後のレッスンを強行するも、降雨は更に強くなり大雨になっていた。そばで温めた体がリフトに乗っている間に冷える。

午後はレッスンするコースを変更して、いつもの第8ゲレンデではなくファミリーゲレンデに変更。さすがファミリーゲレンデというだけあって斜度も控えめでコース幅が広く私のような、へなちょこスキーヤーにはぴったりだった。

当初、15:30までやる予定だったレッスンを14:15で中止にして温泉に直行した。

今までで一番キツイ修行だったかも・・・・。

投稿者 abiru : 23:07 | コメント (1) | トラックバック

2006年02月20日

修行4回目:シャトレーゼ・スキーリゾート八ヶ岳

有給休暇を取ってスキーに行きました。職場の皆さん、ご迷惑をお掛けして本当にごめんなさい。

友人に誘導されるまま車に乗り込み「シャトレーゼ・スキーリゾート八ヶ岳」へ直行!なんでもお菓子メーカの傘下にあるスキー場らしい。どうやら中部以西では結構有名な企業のようだ。今まで行ったスキー場の中ではキロロに次いで「リゾート」の名が相応しい感じの良くできたスキー場だ。さすがお菓子メーカの参加だけあってレストランにはケーキバイキングがあった。食事もウマイ。

今回も併設されているスキースクールに飛び込みで予約を入れてレッスンしてもらう。担当してくれた方の技量が高くパルネットワークのレッスンと遜色ないレッスンができた。この点に関しては大満足だ。ロープを持参したが結局使わなかった。予約時に「ガタイの良い若い男性でお願いします!」と発注したのが功を奏したらしい。これからはこのセリフを常套句にしよう。

結局、この日は1000m程度のコースを午前5本、午後3本も滑った。いつもの倍以上の滑走距離だ。おかげで疲労も凄い事になっている。

帰路、三軒茶屋の「五臓六腑七八」に立ち寄るも全員グロッキーで食が進まなかった。

投稿者 abiru : 23:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月04日

修行3回目:宝台樹

もう、山手線に乗るような軽い気持ちで上越新幹線に乗車する自分がいる事にふと気が付く。末期症状ですな。この日は午前2本、午後2本の規定ノルマをこなしてレッスン終了!

股関節の制御方法も多少わかってきた。要するに滑っている最中に内転筋の位置を意識するような感覚で少しだけ足を開こうとする動作をすればいいのだ。後はスキー板が滑っているので、その力で足が引っ張られて開脚していく。これでボーゲンの三角形を拡大する事はできた。

しかし、スキーがフォールラインに向いた時に意図せず加速してしまうのを抑制する事はまだできていない。やはり雪面を押し返して減速するだけの脚力が無いのだろうか。

自分の身体の一部なのに自分で制御するにもコツと練習がいるというのは、なんとも不便なもんである。

投稿者 abiru : 12:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月20日

修行2回目:白樺高原国際スキー場

今日、東京では雪が降ると言われている。厳しい冷え込みのなか、東京を明け方に出発して更に寒くて雪が多い蓼科へ行こうという人たちが、四ッ谷に集結します。人々をここまでの行動に駆り立てるスキーというレジャーの魅力とは、いったい何なのでしょうか。

寒い・・・・・・・。

(追記)

インストラクターの人と息が合わず、午前中は、ほぼ滑れずに終わる。山から運搬されてきただけという感じ。午後に入って初心者練習用のフラフープが登場するも、転倒時に自分の体重で見事に破壊する。
その後はスキーブラにロープを掛けて後ろから引いて減速させるという作戦が大成功!新たなレッスン法を開拓した気分だ。しかし、これだと安定して滑る事は可能だが本当の意味での練習にはならない感じ。
ひとまず、スキーを安心して楽しむ事は可能だ。

投稿者 abiru : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月30日

修行2回目:尾瀬岩鞍→中止

12月30日は私の誕生日です。なんだかんだで28歳になりました。医師に「1週間程度がヤマです。」と言われる程の未熟児で生まれた割にはここまでよく来たもんだと我ながら思います。

ホントは、今日は会社の友人と共に尾瀬岩鞍にスキーに行く予定でした。しかし、数日前から体調を崩し咳が止まらなくなってしまいました。こんな体調のままスキーに行っても症状が悪化するか、スキーで怪我をするだけだろうと考えて涙をのんで参加を見合わせました。

前年の誕生日は幕張で仕事をしていた事から比較すると、ずいぶんと平穏な誕生日でした・・・・。

その代わりというわけではないのですが、辻田氏にケーキを買ってきてもらってみんなで食べました。その際、うちに来ていた知人の人がスキー旅行に参戦することになりました。勢い母親もついてくる様子。どうなることやら・・・。

投稿者 abiru : 23:27 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月23日

修行1回目:宝台樹

さて、今シーズンも修行の季節がやって参りました。パルネットワークは例年通りの大盛況で週末の予約はほぼ満杯、3連休も当然予約で埋まっているという状態でした。平日に行きたいところではありますが、仕事があるので、思い通りにはいきません。「あぁ、今シーズンはあんまり滑れないだろうなあ。」などと落胆しているところに神の天啓がありました。

パルネットワークの掲示板に
「3連休の予約がキャンセルになりました。」

即電話。「阿蛭です。23日行きます。」

ということで、今シーズンの初修行に行って参りました。状況としては

・ここ数日大雪が降っているらしい。
・コースはあちこち新雪だらけ。
・コースの除雪・圧雪が追いついていない。
・私は新雪をスイスイ滑れる程の力量はない。
・当然、滑走可能なコース幅は狭くなる。
・そうすると、ターンの間隔を狭くしなければならない。
・迅速・頻繁なターンなど私には不可能

結果としては

・新雪積もるのエリアに突入
・スキー急停止
・慣性の法則で体は前方へ進み続ける
・前回りで、でんぐり返し
・新雪の中に頭からささる
・先生に掘り出してもらう。

とまあ、こんな動作を複数回繰り返していました。

投稿者 abiru : 13:58 | コメント (0) | トラックバック